ウィークリー7月3日号

高水準が続く半導体製造装置市場

　国際半導体製造装置材料協会によると、世界の半導体装置販売額は過去最高となった22年の980億ドルから、23年は民生分野を中心とした需要調整の影響で760億ドルへ減少する見込みです。しかし、24年にはデータセンター投資の拡大や民生分野の復調などにより920億ドルレベルへ回復を予想しています。また、中長期的にはデータセンターの増強に加え、自動車の電動化などのデジタル化やカーボンニュートラルの取り組みなどにより、半導体製造装置市場は拡大基調が続くと見られています。
　こうした中、23年1～3月期（1Q）の世界の半導体製造装置販売額は前年同期比9％増、前四半期比3％減の268億ドルと底堅く推移しました。

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