ウィークリー1月30日号

経済再開によるインバウンド需要増で恩恵を受ける化粧品、トイレタリー企業群

　今後は訪日外国人需要の回復に伴い徐々に国内化粧品市場も反転してくる公算が高くなってきていますが、化粧品のインバウンド需要の推定6～9割程度が中国人旅行者の購買だったため、化粧品メーカーは概ね今後のインバウンド需要の大きな戻りを楽観視していません。
　現状のインバウンド需要取り込みとして、中国でのリアル店舗でのカウンセリングなどを通して顧客との接点を増やしブランドの知名度を高め、中国人訪日客数が拡大した際に自社の製品が選好されることに重点を置いています。更に現在、少数の中国人旅行者や在日中国人が好んで購買する商品は「日本限定商品」が多いことから、今後は「日本限定商品」の発売などが増えていく公算が大きいです。
　化粧品の他には、ライオンなどの大衆薬品などを展開するトイレタリー企業も同様の背景から好影響が期待できます。

　本文中には具体的に銘柄も紹介していますので、ぜひご自身の投資にお役立てください。弊社に対面取引の口座をお持ちでウィークリーに関心がある方は担当営業員にお尋ねください。
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