ウィークリー4月４日号

技 術 革 新 で拡 大を続ける“ワイヤレス給 電 市 場 ”
「 空 間 伝 送 型 ワ イ ヤ レ ス 電 力 伝 送 シ ス テ ム 」 が 解 禁 へ

◎高成長が見込まれるワイヤレス給電市場
総務省は法改正によってワイヤレス給電の新方式「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム」を使えるようにする予定です。
これは通信電波を使って１０メートル以上離れた場所からデジタル機器などへ給電する技術で、
この空間伝送方式が実現すると給電効率はまだ数％と低いものの、センサーなどのIoT機器が電池切れを気にせずに使えるようになり、情報化社会の実現を後押しすると期待されています。
さらに技術が進化すれば、EVはバッテリーいらずでどこまでも走れるようになります。
現在の無線給電の市場規模は４０００億円レベルと推定され、その大半はスマホなどの小型電気機器用途が占めていますが、今後はEVや工場等で使用されるセンサーやAGVなど産業機械分野でも需要拡大見込まれます。
本文中には具体的に銘柄も紹介していますので、ぜひご自身の投資にお役立てください。

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