ウィークリー6月16日号

資源価格下落局面での総合商社の注目点

　資源価格の軟調な動きが続く中、大手総合商社の当面の業績動向が二分化し始めています。商社の業績をみるうえでは、事業セグメントを資源分野、それ以外の非資源分野に大別するケースが多いです。資源価格が急騰した22/3期から前期までは三井物産と三菱商事が当期利益額の業界トップを争ってきましたが、今期の当期利益額では伊藤忠商事が5年ぶりに首位に立つ見通しです。

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