ウィークリー8月22日号

電力需給の最適化への取組が本格始動

　今年度冬季の電力不足への対策として政府は、
➀再稼働済みの原発１０基のうち9基が冬季に確実に稼働するよう定期点検スケジュール等を調整、
②冬季に向け火力発電の供給能力を追加的に１０基程度確保、
③「節電ポイント」の付与による家庭や企業の節電促進、などを打ち出しています。
また、春・秋の電力余剰対策としては、火力発電の最低出力（出力抑制時に維持する最低限の出力）の削減などが検討されています。これらの対策は中長期的には有効なものばかりではないと考えられます。
　こうした状況下で、電力需給の最適化のための新たなアプローチとして、
DR（デマンドレスポンス）やVPP（バーチャルパワープラント＝仮想発電所）などが
注目されています。

　本文中には具体的に銘柄も紹介していますので、ぜひご自身の投資にお役立てください。

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