ウィークリー7月18日号

上昇余地を残す商社株

　総合商社大手5社の株価は、今年6月下旬に上場来高値をつけ、その後は上値の重い展開に移行し、方向感がみえにくい状況にあります。ただし、株価指標面からみると商社株に過熱感はないと考えられます。
　商社株の平均PBRは、前回の資源株相場である06年～07年頃には2倍台まで評価されていました。それに比べ、現在は1倍台前半と割安な水準にとどまっています。東証プライム市場の平均PBRとの比較でも、足元の水準はともに1倍台前半の水準で並んでおり、割高感はないといえます。

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